ドラマ 【重版出来】 が終了しました。
昨日6月14日、ドラマ「重版出来」が終了しました。
もともと、ドラマのタイトルからは何も感じるものがなく、たまたま火曜日の夜に在宅していて、第1話を見ました。
それ以来、ひき付けられました。これがいわゆる「はまった」という状態なのかもしれませんね。
見ていた方はお分かりですが、見ていない方のために一言で言うと、「仲間を信じ、自分を信じ、目標・夢に向かってみんなで努力・前進していく」ドラマでした。
僕の印象では、去年放映された「表参道高校合唱部」に少し通じるものがあったように思われます。
昨今、「個の尊重」という教育方針の負の面の現れなのか、「個」の間のつながりが薄れて、「全・公」としての調和が壊れつつあるように感じられます。
明治維新を推進し、欧米諸国以外ではじめて「国民国家」を作り上げて、欧米の植民地にならずに「独立」を保持し、数度の国難に立ち向かいこれを乗り越えてきた我が日本国が、このまま「全・公」の精神を失って滅び行くとしたら、残念至極です。
「重版出来」を見ていて、僕は思いました。
次代を担う若い諸君が「仲間を信じ、自分を信じ、目標・夢に向かってみんなで努力・前進していく。」ことに喜びを感じてほしい。
「未来を切り開くのは自分たちである。」という単純かつ崇高な事実が、諸君の進む先にあります。
どうぞ、悔いの無いように、自分自身を磨いて、諸君の実力を「全・公」に還元してください。